浅果好宗

花舞えば 葉は繁る。 この世界には、そんな道理が季節ごとにやってくる。 それは対等のようで対等ではない自然。 だが、それに願いを重ねる人がいる。 繁と雅のように、深く知らずとも想い合う同士が、その願いを重ねることに背中を押したくのは当たり前の話。 この物語にその後は書かれていないが、二人が仲良く満開の桜並木を歩いている姿が思い浮かび目頭が熱くなる。 未来はある。 そう信じてしまいたくなる作品でした♪
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浅果さん、素敵なレビューをありがとうございました。 「対等のようで対等ではない自然」 この言葉好きです。 まさしく自然の摂理そのもの。 それでも、互いに寄りあい、未来を願う。 そんな情景が浅果さんのレビューから感じられました。 温かなお言葉の数々、胸に沁みます。 ありがとうござました。

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