僭越ながらレビューさせて頂きます。 希望を見出せる、心優しいお話でした。 世界中に溢れている、心無い仕打ちでの絶望。そんな光景が、ちょっとしたきっかけで激変します。それは転校生の存在。 主人公の世界に色がつき、幸せに包み込まれました。 人はちょっとしたきっかけで変わる事が出来ます。それが、心地よく伝わってきます。 振り返ると、なんであんなに悩んでいたのだろう? そう思う事は多々ありますが、この作品の主人公はちょっと違いますね。死を覚悟したように、振り返っても悩んで当たり前と感じる状況にいたのでしょう。 それが、衝撃のラストへと繋がります。 ラストに待っていた人物。初めは翔太かと思っていました。 しかし、現れたのは、あの時の自分。驚きです! お婆ちゃんになっても、あの時の辛さを忘れず、勇気づける姿にめがしらが熱くなりました。そうですよね……忘れられる訳なんてない。だからこそ、前を向くアドバイスを送ったのですね。きっと良いことがあるよ。 全ては伝わらなかったでしょうが、幸せに満ちた笑顔は、中学生だった頃の主人公に届きました。 感動と共に、爽快感が突き抜けて行きます。 愛に溢れ、感動を与えてくれる秀逸な作品です!
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タッくんさん、読んでくださりレビューまでありがとうございます(≧▽≦) しかもこんなに深く読んでくださって、とても嬉しいです! なんか、もう、この嬉しさを100%表現する語彙力が自分に無いのが悔やまれます(ノД`) ラスト、誰なんだろう? ってなりますよね(*´∀`) まさかのあの時の自分。でも、この先永遠に続きそうな自分から自分へのバトンを書きたくて構想を開始したい作品なので、このレビューにとても救われています。 ありがとうございました<(_ _)>

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