かず

あ、夾纈染と版木の人の話だ! そう思って読み始めた。 お互いに譲れないものを持つ者どうしの距離感が、心地よい。 伝統文化、伝統工芸の説明をさらりと流して違和感を感じさせないのは、逆に伝統文化に造詣の深い作者ならではでしょうか。 ただ、『桜』といういかにも艶っぽい題材を扱いながら、 作者の十八番とも言える(と私は思っています笑)、匂い立つような叙情が伝わって来なくて、『??』と首を傾げたところで、 ヤられました。 モノクロのスケッチブックのさくらさんに乗せられた色が、あまりにも鮮やかで。 ヤられた~! 蕾の桜の美しさが、説明に紙幅を割いたわりには今ひとつ伝わって来ないと思ったんですが、 もしかしてさくらさんの色を際立たせるために、桜を抑えたんですか!? もしそうなら、作者め、恐るべし!! まだ咲き初めたばかりの桜と、さくらさん。 どちらとも堪能したかった私としては、星1つ保留しますけどね(笑)
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さすがかずさん、やっぱり恐ろしいひと! 加川やさくらは、伝統技術を語らせればそれこそ三日三晩でも続いてしまいます(笑) 桜の花への思い入れを語り過ぎれば、読み手さんを置き去りにして走ってしまうでしょう。 どちらも過不足なく取り入れるには、かなりの試行錯誤が必要かもしれません。 その意味では幼いと自分でも思う作品です。 さくらの純粋さ、瑞々しさを少しでも表に出せていたらと思います。 かずさんの貴重な星、納得の一つ保留も何と愛おしいことでしょう。 本当にありがとうございます!
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あ、やっぱり意識的な抑制かぁ~(笑) ちくしょー、ケチ~!!(笑) そうですね……。恋愛模様を楽しむ読者が多いエブリスタで、万人受けを考えれば、確かに表現のしかたは難しいかも。 でも、ユウさんの作品には、恋愛以上を期待している読者が多いと思います。 読み専ナメんなよ!!(笑)←読む時はカンペキ読み専かず(笑) 桜の情景、伝統文化への思い、 もっと語っても絶対大丈夫!!(なはず!!笑) だってそれ以上に、スケッチブックの桜さんが鮮やかだから。 ユウマニアも、普通の恋愛大好き読者も、両方満足の作品になりますよ、きっと♪
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