水素ゆん

気付いたら一気読みしていました。ぐいぐいと惹き込まれるストーリー。とても面白かったです。 架空のとある島の伝説をエピソードとして添え、メインのミステリ部分の伏線として充分な説得力を持たせるボリュームとして仕上げてあります。構成として、素晴らしいです。 クライマックスの場面のスイッチ(リレー)も飽きの来ない巧みさで描かれ、読みやすい描写や表現のおかげでノンストップの読書となりました。 メイン登場人物が複数いて、その全てが主役になっているという、よく考えてみると一風変わったミステリとなっているところも面白いと思いました。 さすが大賞作。ありがとうございました! (⌒▽⌒)

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