これは怖い。心底ゾッとする。実際にありそうだから……いや、ある。それは昨今のニュースやネット上でしばしば目にする、耳にする。 この作品、短いし誰にでも起こり得る出来事なので想像しやすいし、サラッと読めてしまう。だがなかなかどうして、作者の企みが効いている。 一見平和に見える情景は今の日本そのもののよう。 そして自分を良く見せる術に長けた子供、そのくせ中身は幼子のまま。 昔は遊ぶ子供を親が見守るなんて有り得なかった。確かに今の世はそれだけ危険もあるのは承知しているが……。 恐ろしい。この手の事例は現実に溢れている。 短い中に大きなテーマをズシリと、しかも誰にでも読みやすく工夫された短編。 これは、かなりイイ。
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うのすけ、レビューをありがとぉ!! 実際に身近で起こり得る題材で書いてみたよ。 昔BB弾が流行った頃も、子供達が「本物」じゃないからと、人に向けてやったりして問題になったように、善悪の判断できない子供や大人が昨今は多すぎるよねぇ。 「悪戯」や「悪ふざけ」では済まされない。 けれど、自分達の楽しみやスリルだけの為に「ずる賢さ」を身に着けて楽しんでいる無邪気な悪意。 そんな深い部分まで感じ取ってくれてありがとぉぉ!! いつも感謝なのだ!

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