月弓 ゆえ

感動のストーリーに感謝をこめて☆ レビューさせていただきます。 わたしは、バスタオルを片手に表紙をめくりました。予想通り冒頭には涙を誘う親子の姿が描かれています。すっかり泣く準備はできたのに、それはあっさりと裏切られます。 そこには懐かしい「あの頃」の風景。バブル世代なら誰もが共感するシーン。華やかな世界の裏側で何としても生きる若者の現実を知ります。少し苦しくなります。 そして思春期の心と身体に重ねて成長してゆく恋物語。ここは独特な雰囲気に包まれます。女性なら嫌悪感を感じそうな表現が見えますが、それを見事に「深い愛情」に変えてしまいました。 作者さまは何者でしょう。 次に作者さまが準備していたのは非情なまでの現実。本当の意味での底が描かれています。苦しくなる方とあるかと思います。 そして再び訪れるひと時の安らぎの後、またも突き落とされるどん底。やっと冒頭の親子の当時です。それは苦しくもあり美しくもあり、手にしていたバスタオルは徐々に色を変え始めました。 センスある文章には程よく笑いのアイテムも散りばめられています。感情の忙しさを覚悟してください。 ラストシーンをお読みになる前には、必ずもう一枚バスタオルをご準備ください。 泣ける音楽など聴いていたらそのイヤホンは外してください。 さあ、いますぐに表紙を開きましょう。 ネギモバさま、はじめまして。 別な入口から飛び込んでまいりました。 三日くらいかけて拝読しようと思ったら数時間で終わりました。そしていきなりのレビュー、不都合ございましたら削除願います。 愛情という部分で自分の作品と重なる想いがありました。素晴らしい作品、ありがとうございます☆
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誠に嬉しいレビューに感謝です。 一気読みされたであろう感想に、多大かつ物語の流れにそったご評価、お手間を考えると頭が下がります。 本当に嬉しいです! バスタオルさんも喜んでくれたでしょうか。笑 涙を誘う感動物語はとても難しいので、全て出し切りました。 ありがとうございます! m(__)m
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