菊池 策

物語の前半は愛する夫を亡くした雪華の心そのままに、凍てついた冬の寒さを感じます。周囲の心無い言葉や態度に傷つき、頼る者のない雪華の心細さに胸が締め付けられます。 ところが、春海の登場により次第に読んでいるこちらの心まで溶かされていくのです。 この2人の名前に象徴されているかように、今は冬だけど着実に春に向かっていると信じさせてくれる。そんな素晴らしいお話です。是非多くの方に読んでいただきたいと思います。 更紗さん、佳作おめでとうございます!
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菊池様 レビュー有難うございます! あまり捻りを入れなかった為、重たい話がストレートに読み手側にぶつかってしまうのでは、と不安な思いを抱えつつ仕上げた記憶があります。 元々私は軽いタッチで書く方なので、仕上げまでに半月以上かかってしまいました。 こうしてレビューまで頂けて、嬉しい限りです。 読んでくださり、有難うございました。 更紗
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レビューを滅多に書かないので、拙い文章ですみません。 本当に胸を打つお話でした。読ませていただいて、こちらこそありがとうございました。
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