ほうううううと感嘆のため息をもらすような、そんな作品でした。 やっぱり晃さんだなーと。 この空気、物語の魅力、読む人間を魅了する文章世界。 なんだこの人。なんなんだよこの人。 悪態つきたくなっちゃうくらい書き手として抗いたくなるくらいの存在感を醸し出しています。 異文化コミュニケーションを盛んにおこなってきた人だからこそ描ける物語、逆にいえば日本には稀有な書き手のひとりだと思います。 こないだ他の方にも書いたことなのですが、「この人にしか描けない物語」、この作品は晃さんにとってそれにあたるだろうなと思います。 他の方も言っていたそうなのですが、晃さんの作品の中でも特に文章が魅力的(他の作品ももちろんいうに及ばず、されどこの作品は頭ひとつ飛びぬけてる感があります)。 文章だけでメシ何杯でも入るぜ!的な。 ご本人にも言ったのですが、ファイナルファンタジーのつかの間の休息のシーンのようなそんな作品です。 特に思い入れの強いFFⅦ・Ⅷあたりの音楽をBGMに読みたい、そんな作品でした。
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二条 光 さん  こんにちは。有月です。  ふおおおおと思わず照れて吐息を漏らしてしまう、そんなレビューでした。 「妄想コンテスト? ふーん。ちょっと書いてみよかな」くらいの感じで書き始めた本作、紆余曲折を経まして、仕上がりまでに半年も掛かってしまいました。  提出期限などとっくの昔に過ぎ去り、文字数制限という縛りもなくなったので、開き直ってひたすら自己満足を追求して…… そしたら、こんなのができました、はい。これは読者の共感とか全く得られないだろ、って自嘲していたのですが。意外に好評で、書いた私が驚いています。  文章が魅力的、というのも書き手にとっては何よりの誉め言葉です。遠慮
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そうですね、文章そっちのけでイベントてんこ盛りのお話がどうにも人気を得やすくって。 もちろん、それはそれでいいのです。そこにはそこのよさがあります。 そういうので好きなものあるし。 ただやっぱりそういうのばっかりじゃおもしろくないのです。 それに私としては文章ばかりをほめているような印象を受けたかもしれませんが、お話も好きだったのですよ。 こういう時間って人生でも大事です。そういうのがすごく感じられました。
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