ふゆ。

霊能者の作者、仁科カンヂさんが書く本格的ホラー小説。 教師の霊が主人公に憑依し、その霊が主人公を絶えず苦しめる。 霊障の描写は、実際に霊に憑かれた人に起こる症状を書いているということで、臨場感があり、恐怖を感じます。 ホームページの名前欄。主人公が好奇心で記入してしまったことにより、人生を狂わされていく様子に、冷や汗が止まりませんでした。 裏切りの連鎖、殺人の連鎖は果たしてどこまで続くのでしょう。 とても読み応えのある小説でした。
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お褒めの言葉ありがとうございます! 霊障については、大げさに書かず、むしろ実際に起こりうる(霊障相談に来られるお客様の症状)ものを中心に書きました。そういう意味ではリアリティがあったと思います。設定はシンプルに、そしてそこからあふれてくるストーリーは精密にを心がけました。
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