僭越ながらレビューさせて頂きます。 表現、描写、構成、どれをとってもレベルの高い作品でした。 美しく殺す……この言葉に間違いは無く、美しく怖ろしい世界観に惹き込まれてしまいます。 先ずはキャラクター。 紳士的なレグバと妖絶なカレフール。二人の魅力は文字を通して、十分過ぎるほど伝わってきました。どうしたらこんなカッコイイ表現が出来るのだろうと悩んでしまうくらいです。 悪魔なのに、魂を取られてしまうのに、二人に会いたい衝動が抑えられません。 まさに悪魔の魅力。登場人物が魅入られてしまうのにも共感できます。 そして、実在する人物も、物語の世界観を損なう事無く魅力的に描かれていました。全員が素晴らしいのですが、特に好きなのはロバートとノブ。そして最後に契約をしてしまったレンタロ。 ロバートが狂った様にノブへ執着するところは、ドキドキと鼓動が高鳴りました。 気高く崇高な考えのレンタロは、最後のシーンまで目が離せないです。 次に全体の構成です。 テンポよく読み進める事が出来、章を読み終える毎に爽快な気分を感じられました。また、初めて知る事も多く書かれ、丁寧な説明をさり気なくされていて、とても楽しめます。音楽中心から切り裂き魔まで、幅広い歴史を面白く堪能できました。 ここまで詰め込むと、構成に不安が出てくるのでは? ……そんな事は一切ありませんでした。全てが作者様の手法で、魔法の様に繋がりを見せます。そして感動を与えてくれます。 感動・笑い・恐怖・美・切なさが上手く溶け込み混ざり合い、珠玉の物語へとなった秀逸な作品。 最高に楽しかったです!
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タッくんさん、ありがとうございます。最高のレビューです。 。・゜・(ノД`)・゜・。感激です。 あの話はまだ書き始めで、時間もたっぷりあり楽しく書き上げることができました。 タッくんさんに喜んでいただけるよう、これからも頑張ります。 どうぞよろしくお願いします。 ありがとうございました!

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