遅らせながら完結おめでとうございます。 救いを求める声が聞こえてしまう少年。 自分だったら生きてさえいられないだろうなぁというのが率直な感想でした。 救いを求める声が聞こえるのであれば、助けてあげられるだけの偉大な能力が必要です。そうであれば私でも生きていけるだろうと思います。 ですが、少年は、ごくごく普通の高校生なのです。 うむ……ただただ辛い。 普通なら、この少年を主人公にしそうなものですが、そこをそうしないのが作者様のレベルの高さが伺えます。 うらやましいと思うと同時に、さすがだなぁと思うのは、レビューを書いている方々が、ことごとく長文で、その人たちの意見を発しておられるところです。 読み始めたら、最後まで引き込まれることは間違いありません。 作者様のさらなる新作を期待します。
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和久井さん~! この長くて重いNOISEを最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 そして丁寧なレビューに感激です! そう、私が書きながらずっと思っていた事が、それだったんです。 綾斗のように、SOSを聞きつけることができたとしても、はたして自分がその人の所へ行って、救う事が出来るだろうか。 私なら、耳を塞いで逃げてしまうかもしれない。 そして、たとえ救う気持ちがあったとしても、赤の他人に心を委ねてくれる人が、どれほどいるだろうか。……って。 (綾斗のヘタレっぷりは作者のヘタレっぷりですねw) 異能って、そう考えたら本当に苦しいですよね。ちゃんとした器が無いと、壊れてしまう。

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