ああ、読んでよかったな、と。 読後、陽だまりの暖かさを感じられるような作品です。 主人公がある日コーヒーをかけてしまったのは「自称悪魔」。 ただでさえ胡散臭いその男は、密かに恋する義理の弟の身体を、日没までの半分乗っ取ると宣言するのだけど… と、アリエナイ設定で始まる本作。 だけど、弟、朔への恋心が丁寧に切なく描かれていて、あっという間にストーリーにひきこまれます。 うまく気持ちをぶつけられない不器用な姉弟、そしてそのすれ違いにハラハラし、悪魔の誘惑にドキドキし、葉月の選択にえっと驚き、更にその結末といったら! 怒涛の展開に感情がジェットコースターでした。「半分」の使い方がうまいなぁ。 幸せな気持ちをありがとうございました。
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またたびまるさん、この短編を読んでくださった上に、嬉しいレビューを本当にありがとうございました! ふだんトリッキーなサスペンスばかりを書いているので、今回は純愛ものを……と思ったのですが、やっぱりなんだかこんな展開>< でも、またたびまるさんに楽しんで頂けたなら幸いです(*´ω`*) 最初の出会いが姉弟……という位置だったら、なかなかそれから解放されるのは難しいかな、などと思い、切ない気持ちになりながら書きました。(え、年下イケメンが好きとか、決してそんなことは……(;´・ω・)) ハラハラドキドキしてほしくて創作しているので、とてもうれしい感想でした! 本当に、ありがとうございました

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