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生きるが故に立ち止まるもの
またたびまる@たまに出没
2017/5/25 22:11
自分に限って大丈夫だと思っている。まだやれる、頑張れる。 ……そう思っている人ほど、真面目に頑張る人ほど、ある日プツリと糸が切れてしまうことがあるのだ。 ある日職場に行けなくなった耕太は死んだじいちゃんの墓参りに田舎へと足を運ぶ。 草木の青さに感動し、生い茂った一本一本を引いていく。 そして、じいちゃんの言葉を、幼い時のやり取りを思い出していく。 「昨日なに食べたか思い出せるうちはまだ大丈夫だ」 じいちゃんの言葉は真理だと思う。 きちんと、食べて、寝て。 そんなあたりまえのことができなくなるのが 「心が風邪をひいている」状態なのだ。 ゆるやかに流れる時間。そんな時間も必要なんだと思う。身体だけじゃない、時には心まで空っぽにする必要がある。 少し疲れている人に、立ち止まってもいいんだよと語りかけてくれるようなストーリー。堪能させていただきました。
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早川素子
2017/5/26 0:08
またたびさん、こちらにもありがとうございます(;_;) 込み入ったテーマだったので、レビューもスターも少ないだろうと思っていた作品でした。 この間、【うつヌケ】という漫画を知人が貸してくれたんです。その中に、 「風邪なんてなまやさしいもんじゃない!うつは心のガンだ!」 という言葉があったんです。うつが風邪のようなものだと認識されると、風邪なんかで仕事を休むな!ってなることもあるけれど、ガンだと認識されれば、なにやってんだ、すぐにでも入院しろ!ってなるでしょうって。 自殺する人だって多い病気。心が限界になって、心の寿命と捉えるのは残された人にとっての処方箋でもあるとも書かれていました。それだ
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またたびまる@たまに出没
2017/5/26 21:39
心のガン…。本当にそうですね。 苦しんでいる人はもとより、鬱って支えている家族も辛いんですよね。 今なお鬱は甘えだとか、やる気次第だとかそんな考えがはびこっている。そんな現状が少しでも変わっていけばと思います。 なので、こういうメッセージ性のある作品が多くの人の目に触れることを願ってやみません。 素子さんの作品を見てると「半分」のテーマの多様性に驚かされます。また読みに伺いますね(^o^)
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