藤白 圭

自分を守る為に負った母親の顔に残る勲章。 その強さと誇りと愛情を受けて育った彼と、美しさ故に妬まれ心身ともに傷つけられた彼女との出会いは、きっと、偶然ではなく必然。 冒頭からミステリー色が強く、重々しいものを感じさせながらも、初めの母親の勲章があまりにも温かく光を感じさせてくれていたからこそ、読み進めていくうちに、必ずや「ハッピーエンド」へと向かうであろうことは想像できましたが…… 兄の言葉に「あぁ。きっと、兄も主人公が話す母親の話を聞き、半信半疑ながらも、もしかしたら妹の救世主になるかも……」と思い、家に来ることを許したのかもしれないなぁと、実は兄の策略でもあったのかもと、美しき兄妹愛も感じさせて頂きました。 三人が幸せになりますようにと祈らずにはいられない作品。 作者様の心の温かさが表れているようでした。
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私の考えが!カイさんに全部読まれてるーー!Σ(゜д゜ 本当にその通りです。 冒頭とラストに主人公のお母さんへの言葉を入れたのも、最初からバッドエンドは避けたいと思ったから。 主人公は途中から兄に目を付けられましたね(笑) 普通の人なら、なかなか受け入れられない境遇でしょうから。 何だか、もうずっと3人で生活を続けて行っていそうなビジョンが、今私の脳裏を過ぎっています……(-ω-)幸せなら、まあいっか。 本当に素敵なレビュー!ありがとうございました!(;ω;)
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ミモリンリン。 素敵な作品をありがちょーーー(´▽`*)
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