僭越ながらレビューさせて頂きます。 美しく儚く、切なさを乗せたミステリー。堪能させていただきました。 地下鉄という光の届かない場所で進む展開は、恐ろしさと闇を運んできます。 幻の一番列車。それに魅せられたのはトウマだけでなく、読者もそうでしょう。 シャーマンの独特な雰囲気、謎と重なる神秘的な描写、惹き込まれるような表現。全てが圧倒的です。 見えてしまう恐怖ではなく、見えてしまう悲しさが、トウマの行動と言葉で痛いほど伝わってきました。 ラストは怖さと共に、安堵のため行きが零れます。 小さな世界に壮大な世界観。まるで自分がそこにいるかのように感じる背景。 さすがと言える面白い作品でした!
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タッくん、素敵なレビューありがとうございます。 ただただニホンオオカミが書きたくて作品にしちゃいました。 ほんとはオオカミの「頭蓋骨」とかウンチクを入れたかったのですが、本筋と関係ないのでカットしたんですよ。 そんな拙作を読んでもらえて、感謝かんげきです(ΦωΦ)

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