新社会人の苦悩がとてもうまく表現された作品だと思いました。 あの頃感じた身体に感じる疲労感、何も考えられなくなってる思考。だけど無情にもやってくる社会のルール。 それを繊細かつ等身大に描かれていて、自分のあの頃のふがいない時代をを思い出しました。 文の最後に描かれる主人公の心の声が本当に堪らないですね。ああいう感じ、私が好きな感性です。 そんな感性にやられつつ、物語には心の交流によって主人公が一歩踏み出すきっかけになって、そこで大きなドラマがあるわけではないんですが、なんて言うんでしょう、じんわりと心に響くんですよね。 それは主人公自らが気づくことで一歩踏み出すからに他ならないんですが、その辺りの描写がもういい! 説明下手くそですが、あの頃誰かが道を示してくれるわけじゃないからこそ共感できた物語です。 私は好きな作品&こういう気持ちを描きたくて書けなかった自分にとっては一つ刺激になったいい作品でした。 素敵な作品をありがとうございました! これからも頑張ってくださいね。
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ぽぽあっとさま 丁寧なレビューありがとうございます。 先人達も思い私達も感じ、今まさにその行程にいる新社会人達。 環境こそ違えど先の見えない不安は同じ。 しかもレールはそこにある。何も考えなくても運んではくれる。 道を変えようと思ったら、乗り換えか途中下車か。 あの頃地下鉄に乗る度に同じ事ぐるぐる考えていたのを思い出して書いてました。 隣に座っていた同年代の人たちも、話こそしなかったけど似たようなこと考えてたんだろうなと思います。 今だから思えることですが(笑) あの頃は自分の事で精一杯だったから。 お付き合い下さいましてありがとうございました。 更紗 追伸 前作「このことは」ではお
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こんにちはー! 面白かった以上に嫉妬だなぁ。この悶々とした想いを表現しちゃうんだもん。笑 私もくたびれた社会人を描きたいんだけど、どうもうまく書けないからさーT^T 誰かがはっきりと道標を指し示さないからこそ感じる悶々思考。でも主人公自身が自分で気付けたからこそ共感できちまいました! これからも頑張ってくださいねー!
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