ありす

(応援) おそらく、読んだ方みんなが騙されるでしょう。作者さまの張り巡らした罠に。 これほどの精緻な伏線が物語全体に行き渡っているなどと、誰が思うでしょうか。 章が進むとともに「あっ」と予想を裏切られ、展開が二転三転するたびにこちらも作者さまに転がされていることに気がつきます。 最後の最後にすべてが解き明かされた時、どれだけ騙されていたかが快感に変わってしまうほどの圧倒感です。 登場人物たちの心理やモノローグ。 そこに生きている人間たちの感情が実直で、切実で、交差しあいながら時に歪み、幾分かの嘘も孕む。 そして、それらの感情が実に上手い塩梅でバラバラにトリミングされ、物語の核の部分を最後まで暈している。だからこそ騙されてしまう。 作品タイトルに込められた意図とはまったく違うとは思いますが、次々とこちらを翻弄させる誘導の仕方、これも作者さまが読者に向けて放つ不可視光線と言っていいのではないでしょうか。 そして、謎解きの爽快さとは相まって、ラストで一層深まる主人公の苦悩。 それが色鮮やかな描写や友人たちとの交流に浮き彫りにされる様は、まるで光と影の巨匠ドラクロワの絵画のようでした。 単なるミステリで終わらない作品を求めている人は、是非ページを開いてみてください。 今後シリーズを重ねて彼らがどんな答えを出していくのかがとても楽しみな作品です。 極上の時をありがとうございました(*^ω^*)
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ありすさん~!! 不可視光線に、レビューをありがとうございました! いやもう、このレビュー自体がすごくって、5回も読み直してしまいました。 嬉しいやら申し訳ないやら (゚´Д`゚)゚。 第1期の美沙との物語が、もどかしい愛情編だったので、その反動でしょうか、驚くべきことにこの物語、女性がほぼ登場しません!(驚くでしょうww)←もうやけっぱち。 こんな色気のないお話、きっと需要が無いだろうなあ……と思いつつ、地道に更新してきたんですが。 よかった、ありすさんが男劇場を楽しんでくださって(←いい方が変w) そして、謎が多すぎて、その上さらに二転三転するし、読むのもしんどかったんじゃないかなあ
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あううー、limeさん こちらこそ! こちらこそ本当にすごい作品をありがとうございました!(T^T) 最初から最後まで塚本に大注目な私でしたー。 ああいう食えないキャラ大好きっ(*≧∀≦*) 途中から「何だよイイやつじゃんかよ!」というとこにも萌えええええっ! (ごめんなさい、私もこんなおバカなお返事でw) ここだけの話(どこだ?) レビューってすっごく苦手でして。 読んでいて感じることはたくさんあれど、それをどう言葉に置き換えれば伝わるのかがとても難しく……。 なので、正直こんなレビューで良いのかどうか悩んだのですが、気持ちだけでも伝えることが出来て良かったです(´pωq` ) 春樹の
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