新垣蛍

最初の数行のギャグで、なんてすばらしい文章力をお持ちの方なのだろうと感じました。 主人公が能力者系の小説で、こんなにも呼吸をするように作品世界に入り込ませられる蓮華さんの筆力に脱帽です。 そして、ギャグだけではなくシリアスパートでは重みのある空気をしっかりと醸し出すところもこの作品の見せ所。 最後は重くなった空気をふんわりとやわらかく包み込むような、優しい雰囲気で幕を閉じます。 読み終わった後、ちょっと紙の本を大事にしたくなる。 そんな温もりに満ちた作品です。
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見に余る程の嬉しいお言葉をありがとうございます。 なかなかギャグとシリアスを短編に盛り込み、更に能力系の説明などを含めると文字数の関係で難しいのですが、何とか自然に溶け込めていたようなので、安心しました。 電子や紙の本のそれぞれの良さはありますが、年数を重ねていく度に本もまた人と同じくその本体に歴史を作っていく思うんですよ。 紙の変色だったり色々(笑) そういうのを見ながら、想いに更けるのもまた良いものです。 この度は貴重なレビューをありがとうございました。
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紙の本には目に見えて歴史を重ねていく良さがありますよね! 私も紙の変色好きです笑 あと古書独特の甘い匂いも好きです笑 こちらこそ、ご丁寧な返信をありがとうございました!
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