空沢 弥

ハルの男前さがたまらん……っ!! 武本といいハルといい、「男前とヤサ男」の受はどうしてこうも男前なのか…っ!!最高か!! BLのジャンルの中でも「男前受」が最高に好きな私にとって、この小説はホントもうご馳走さまです!!な作品です。 ノンケだった武本、飯塚、ミネは、相手のことをちゃんと同じ男としてかっこいいと認めていて、男としても人としてもリスペクトした上に、性別を超えた想いを持った。 だからこそ、揺るぎないですよね。 こんなにも自分で自分を信じられる気持ちは他に無いというか。 恋愛って、「信じる」ということが大きなテーマだと思います。 相手のことを信じることも、自分自身を信じることも。 それが出来るようになるまで、向き合い見つめ考えることが大切で。 武本にしても、ミネにしても、その「向き合い見つめ考える過程」を丁寧に描かれている、その作者としてのseiさんの目線が私はとても好きです。 この先の「“二人”を生きる」からこそ生まれてくるであろう未知の体験を、ミネとハルがどんな風に得ていくのか、とても楽しみです。
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タブー、ボーダー、常識、普通……あげればキリがない世の中の流れ。それを踏まえたうえで悩み葛藤する。ミネは「おはようもおやすみもハルじゃないとダメなんだ」という結論にいきつく。男でも女でもなく北川正明が必要なんだって、シンプルなんだけど本質ですよね。 ハルだって男です。欲しいとなったら欲しいのです(でかしたギイさんw) 先発のサイトでは「ミネなんかやめちまえ」みたいなコメントもありました。付き合っている、ハルの気持ちをしっている上での朝帰りなら人でなし。でも違うのです。 それだけ読者さんがハルに感情移入してくれているし空沢さんがいってくれた「信用」そして「信頼」につながるのでしょう。 ミネは一
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