女郎花

――少女(自身の息子のGF)を殺したという濡れ衣を着せられたまま、その少女と一緒に謎の死をとげた主人公。ふと意識?を取り戻したのは自分自身の通夜の真っ最中であった。 タイトルの『7×7days』は、ご存知の通り仏教でいうところの四十九日。初七日から七日ごとに受けた裁きにより来世の行き先が決まるもっとも重要な日のことで、亡くなった人は死後四十九日後に仏の元へ向かう(成仏する)とされていますが、その四十九日までの期限付きの中で、殺された主人公が生前の仲間たちと力を合わせ、殺人事件の真犯人を追い詰めていくという、ファンタジックでスリルのある物語です。 闇に包まれた事件の真相が少しずつ明かされていくのもスリリングな上に、劇中には魅力的で興味深い妖怪も次々に出てきて読み手を飽きさせません。 刺激的な怖さに加え、理不尽な冤罪を背負わされ亡くなった主人公の怒りと悲しみ、そして遺していかねばならない家族たちへの苦しく切ない想いが、更に物語をドラマティックに盛り上げていきます。 怖いだけじゃない、キャッチコピーにもある「命を失った男の魂を懸けたラブストーリー」に、ラストは目頭が熱くなる読者さんも多いのではないでしょうか。 個人的にはお盆の盆踊りシーンが、妖怪バトルシーン以上に、絵面的に美しくもあり鳥肌がたちました(;´Д`A 泣けてしょうがない…… ひとまず、完結お疲れさまです! 敢えて本編では「うやむや」にしたエピソードもあるということで、オマケ短編も楽しみですし、次作は主要登場人物の一人、佐久間の物語ということで気になるところ。 期待しています☆
(´;ω;`)凄い…… 忙しい中、丁寧な上に嬉しいレビューをありがとう<(_ _)> 盆踊りシーン←個人的にも好きです。頑張りました(笑) 表紙もありがとう 自分自身も表紙からイメージを膨らまし

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