青大将

説明にて作者様が地味と記されておられますが、そこが、否、そこも魅力です。 鉄甲騎に代表される機械の起動シーン、何度読み返しても燃えます!   強大な力はあれど決して無敵ではない。 起動中に襲撃を受けたら大いに不利を強いられ、また起動してからも調整の適不適が戦況に大きく影響する。 銃砲はあれど発展途上で、巨大兵器同士の戦いにて主に決め手となるのは刀剣類や打撃武器。 そして何より、取り扱う人間の力量次第で強くもなりその逆もある。 更に、初めから上手く行くとは限らない。 評価試験のシーンでは、どうなってしまうのだろうとハラハラ致しました。 ページコメントにて言いたい放題言っていたドルトフ閣下の魅力に気付いたのは、先述のシーンの前後だったりします。 魅力と言えば、人々の挫折と迷いそして成長してゆく過程が堪りません。 「私、あなたの乗り物じゃありません!」 あわや後の名コンビ解消の危機と心配になりましたが、この台詞があったからこそラスト近くのシーンがグンと活きてくるのだなと感じました。 どちらか一方が折れたのではなく、共に歩み寄ったナランとモミジ。 ますます2人のファンになりました。 モミジとサクラブライそしてナランが心と力を合わせてこそ、初めてモミジブライとなる。 所謂地味なシーンの積み重ねがあるからこそ、そのように感じたのだと確信しています。 そして… ナラン機関士! もう少し女の子の気持ちを勉強する事をお薦めします。 ダンジュウコーチ。 その辺宜しくお願い致します♪
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二瀬幸三郎です。 〈~1〉に続いて〈~2〉にも沢山の頁コメント、そしてレビューをありがとうございます♪ 自分が拙作の中で見せたいもの、伝えたいものをここまで読み込んでいただけるとは……感激、感涙であります! 前回の最後近くでようやく出逢ったナランとモミジがいきなり息を合わせたバディになるのは不自然……故に、あの[評価試験]は絶対に通過しなければならない状況となっておりました。 ただでさえ様々な人物の心情描写が中心となってしまう本作、その上で二人の関係、そして心境は、今で云うところの[鬱状態]になり、その間は暗い展開が続くことになるので、ただでさえ地味な展開なのに、果たして、読み続けていただけ

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