吉田安寿

ゆっくり拝読しようとページを開いたつもりが、あっという間にお話の世界に引き込まれ、最後までたどり着いてしまいました。 現実と夢の狭間を漂うような、それでいてスピリチュアルな繋がりもあり、とても美しい精神世界に浸らせていただきました。 主人公の繊細さや、危うげなところに共感するところもありましたし、何より私自身が7月に諸橋近代美術館を訪れていたことで、恐らくどなたよりも楽しませていただいたと思います(笑) ダリとガラの不思議な夫婦関係、倒錯したセクシャリティ──。でも二人は生涯、僚友のようにアート界で戦ってきたのですよね。 主人公とタクミさんがどうなってしまうのか、最初は大人らしい静かな距離の置き方にハラハラいたしましたが、前世からの導きで幸せな二人に戻ることができ、本当にほっとしました。 また美術館へ行きたくなりました。 ステキなお話をありがとうございます(´ω`)
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