女だてらに官能小説? どうせ受け狙いの底の浅い安っぽい作品なんだろう。 と、当初は軽く考えていたがとんでもない。こ、これは素晴らしい! 小説とは嘘(架空)をいかにも事実らしく描き読者にリアリティーを与えたら成功なのだがこの小説……男と女の淫らなその映像が浮かぶではないか。 ギリギリの描写、限界に迫るその文体。 こんな見事な作品を読める。 しかも無料で。 エブリの中でも特に秀逸な作品である。 作者の他の作品にもすぐに手を伸ばしたくなるのは私だけではあるまい。 勿論、星五つ。
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