恋月なつ

切なかったです。 同窓会で再会したことをきっかけに気持ちが通じ合ったふたり。 けれど思わぬアクシデントにより二人の関係は幻のように消えてなくなってしまいます。 沙羅が最後に見せた笑顔。 そして最初の場面。 何度も読んでは胸が苦しくなりました。 言葉も大切。でも何よりふたりには共にする時間が少なすぎた。 沙羅がひとりの時に何度も繰り返した夢のような妄想も、現実ではないとわかっていても期待してしまう、そんな気持ち。私も覚えがあります。 でも行動を起こさなければ何も変わらないんですよね。 あと一歩、頑張れたら……。私がいつも後悔することです。 この作品には切なさと共感、そして沙羅の恋心が詰まっていました。 胸をきゅっと締め付けさせられる素敵な作品をありがとうございました。
5件・3件
恋月なつ様 私が作品に込めた想いを、このレビューは表してくれてる。 拙い文章からここまで感じ入ってくれて、本当に嬉しいです。 そうなんです。 行動しなければ変わらない。 でもそれは言葉にすると簡単だけど、現実では難しいんですよね。 私も良く妄想します。 それこそ下らない失敗なんかでも。 それは奇跡を願うように。 共感して貰える作品になってるのだとしたら、最高の賛辞です。 そして沙羅の恋心が詰まってると言ってくれて有難う御座います。 彼女の強さも弱さも詰めたつもりです。 素敵な表紙だけでなく、こんな素敵なレビューを有難う御座います。
1件2件
ですね。 強さも弱さも読んでいて感じました。 そのどちらも彼女自身を苦しめてしまった原因かなと思うと やはり切なく辛いです。 私も建前だけはしっかりしなくちゃと気張るタイプなので(←沙羅ちゃん、一緒にしてごめん。) 変なところ素直に手を伸ばせないんですよね。 でも大人になればなるほどそうだと思うし、だから共感もするし、苦しかったです(´;ω;`) そして、淡い恋心を思い出しました。あの時伝えてれば……、、(←何の話だw) m(_ _)m+.*。o
1件

/1ページ

1件