こんなに次のページを捲るのに手が震えた作品はありません。 読み進めると、自分の夢を叶える、幸せを掴むベクトルと、貧しいながらも幸せな二人に不穏な影が立ち込めていくベクトル。 双方が交差しながら、読者に複雑な感情を与えてきます。切ない。けど、ただ切ないだけじゃない。 先の展開はこうだろうなぁと予測しながらも、そうなってほしくない。ページを捲る毎に近付いていく。あぁやっぱり……(T_T) 読み手としてそういう心理は得てして心を締め付けられますが、ちゃんとどん底で終わらない仕掛けを作者様は最後に用意してくれていました。 巧いです! 納得の受賞作! 堪能させて頂きました<(_ _)>
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この作品は書いている時点で、今までの全てを注ぎ込んだ集大成の作品です。 色々なジャンルに挑戦して経験を積み、私にできる物語は? そう考えた時、王道のラブストーリーを作ろうと思いました。 ギャグは勢いの部分が大きくて、ちょっと違ったんですよね。 先が読める構成で心をつかみ、それでいて飽きさせない小さな伏線をちりばめ、情景がはっきりと浮かぶ物語……向日葵のライブ会場が浮かび上がったらいいなあ……なんて…… いつもありがとうございます(●´∀`●) 王道過ぎる切ない物語。これからも書きたいと思います( ゚∀゚)ノ

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