「おじいちゃんおばあちゃんになっても手を繋いでいたいね」 読後改めて最初のページに戻ると、改めてこの言葉の重さがしみじみと胸に沁みる。 夫婦といえど、他人だ。 けれど数々の苦難を共にして、幾多の喜びを共にして、共に生きていくその先に産まれる絆は暖かくかけがえのないもの。長い人生の中でそんな相手に出会えたことは奇跡だ。 人生には色々なことがある。思い通りにいかないことも、避けられない別離の悲しみも。 けれど共に乗り越えていける相手に出会えた筆者の人生は、「幸せ」に彩られたものだろう。 夫婦を題材にした本作品。けれど私はそこに「人生」のドラマを見た。 ノンフィクションカテゴリの人生ドラマ。秋の夜長にご堪能あれ。
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有難う御座います! 私は人の数だけドラマがあると思います。それが共有できたのならば、こんなに嬉しい事はありません。 不安な作品でした。でも、勇気を貰えるレビューは宝です。 本当に有難う御座いました!

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