思い出というのは、時間や状況が個人限定されたその人だけのもの。 対して郷愁は、ふわりとしていて掴みどころがなく、その分自由度が高いものかもしれない。 小学生がスマホを使いこなす現代のお話にもかかわらず、全体に醸す雰囲気はどこかレトロな感じがします。たとえるならそう、昭和なイメージ。 田舎育ちなので、描写されている風景への同調率が高かかったです。 選評には、非日常を受け入れて暮らしている漁民が不気味とありましたが、私はまったくそうは思いませんでした(もちろん、感想は人それぞれですが)。 ゆるやかな、普段私たちがとらえている時空間とはべつの次元にある田舎町で、いまなお優しく受け継がれているひとつの現象……みたいな? 木内昇さんの『よこまち余話』の読後感に近いものを感じました。
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ことりはねさん、こんばんは。 「たぬき」にレビュー、ありがとうございます!! びっくりびっくりで、感動しました(≧▽≦) 漁村の人たちを、いい意味で取ってくれて、ありがとうございます。読み手によって、お話の印象はとても変わるものなのですね。「不気味」と言われるよりもうれしかったです(#^^#)
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くまの広珠さん、おはようございます。 ちょっと唐突でしたね。びっくりさせてすみませんでしたm(_ _)m 読み手によって受ける印象が異なるのは、くまのさんの執筆力のたまものじゃないでしょうか。 「ナイショの妖精さん」、楽しく拝読しております。またおうかがいしますね。
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