しゆ

読了致しました。 いやもう、素晴らしいの一言に尽きます。 時間の隙間を見つけてちょこちょこ読もうと思っていたのですが、普段は寝ているはずの昼休憩、普段は寝ているはずの通勤時間(電車)を全て駆使して一気読みしてしまいました。 久しぶりにこれほど引力のあるファンタジーを読んだ気がします。 特筆すべきは皆さんも驚嘆されているであろう、戦闘描写なのですが、キャラがしっかりと立っているからこそ、単なる力と力のぶつかり合いに終始しない奥深さがあるのだと思います。 そして、最後の《夜光祭》の描写の美しさ。 100%のハッピーエンドかそうでないかは、読者サイドの判断が分かれる所だとは思いますが、ワタシはぐっと胸に迫るものがあるラストが好きでした。 本来ならば長編として成立して欲しい作品ですが、短編としても十二分に過不足なく楽しめる作品です。 ファンタジー好きの方も、ちょっと今までは敬遠しがちだった方もきっと世界観にのめり込む事間違いなしの秀逸な作品でした。 この度は素晴らしい物語を拝読させて頂き、本当にありがとうございました。
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