kawo

七夕伝説を下敷きにし、何万年もかかって子作りする本作。 私が民俗学の授業で習った織姫は絶無に似たクレイジーさでした。 『織姫』になれなかった者の成れの果てといったところでしょうか。 何回転生しても添い遂げようとするお話なのだと思って読んでいましたが 回想シーンでの 「変態に好かれるくらいなら智洋がいい。私じゃダメかな?」 という、まさかの消去法に震えました。 『選ばれる女のしたたかさ』というものを意識的にか無意識にか、非常によく表現していると感じます。 こうやって言葉の端々で男性の上位に立っても愛される女性というのは、本作で描かれているように本当に男を動かすのが上手です。 複雑な設定を織り込んで構成するのは非常に大変だったと思います。 お疲れ様でした。
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おはようございます。 必須レビューありがとうございましたm(__)m 本作品、調べものはあまりしていません。なるほど、織姫も突き詰めるとそのような背景があるのですね。貴重なご意見ありがとうございました。 スマホで調べてみます。 バットエンドにしたくはなく、かといってふたりで星になるという選択もなんとなくすっきりしなかったという理由で、このような展開になりました。 お忙しいところありがとうございます!
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