羽田伊織

愛という不確かで見えないものに傷つき、失い続けた時間の中をすごしてきた。 けれどそれはもう終わったのだ。 愛し、抱き合い、互いの腕の中にある命。 にぎった手が力強くにぎり返される。優しく唇が触れた。 ――長い夜が明ける。過去の鎖が断ちれる音を耳に聞いた。 【斜交い 終】 /_novel_view?w=24879084 終わりを向かえました。 「傷つき、痛み、それでも愛することは喜びなのだ」 そう伝えたいお話しでした。 傷と再生の物語が、どうかあなたの心に残りますように。 センシティブ 大人向け シリアス 年下攻め

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