傘もささずに

行列の出来る店舗には誰しも注目し並んでみたくなるが実は大したことがない。 エブリでも同じことが言える。 人気上位の作品よりもそんなに人気のない下位の作品に隠れた名作が存在する。 この作品が正にそれにあたる。 感情を抑えた分かりやすい文体はどこまでも美しく文学性も高い。 この作者の作品にはハズレはなく何れも読ませるのである。 作者の次回作こそが真の名作、代表作だと思わせてしまう。 実に爽やかな小説でした。 追伸……黒ヒダさんの全ての作品を読まなくては。
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