Y-F

レビュー屋 Y-Fです。 『聖戦協奏曲~緘黙少女のプレリュード』読ませていただきました。 舞台は楽器が奏でる旋律によって、魔法という奇跡を具現化することができる世界。 そして中世ヨーロッパ風の荘厳な国というイメージで、情景が頭に浮かんでくるようでした。 その表現力については、わたしがご指導を賜りたいくらいです。 選抜試験での戦闘シーンも、鬼気迫る感が伝わってきて、とても見ごたえがありました。 さて、気になった点を挙げるとすればですが。 主人公が異世界の人間である必要性を、殆ど感じないことです。 例えば他にも同じような境遇の人間がいて、物語に絡めるとか。 もしくは過去に無属性だった人間が活躍していて、伝承として残っているとか。 今後の展開を暗示する伏線があると、より面白味が増すのでは、と思いました。 ストーリーの感想としては、ハヤトとカロリナの、マリーに対する意見の対立が良いですね。 それぞれの境遇と立場の違いから、どちらの心情にも共感できます。 マリーはシグルド王子との間に何があったのか、マリーは再び話せるようになるのか? 物語の行く末が楽しみです。
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レビューありがとうございました(^-^) 丁寧な感想をいただいて感激です! 主人公が異世界からきたことの必要性ですね! 自分でも書きながら、もうこの世界に馴染んでしまっているなぁと感じることが何度かありました。一応、異世界物のくくりでつくっているので、もう少しその要素をわかりやすく打ち出せるようにちょっと主人公に聴いてみます笑 ありがとうございました!
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