春野わか

たかが一円、されど一円 お金の中では最も軽く扱われてしまい易い一円君の冒険!お金の流通、お金ならではの人間観察も微笑ましく、表紙も可愛いいのですが、中々シビアでシリアスな場面に出くわし、時にハラハラ 一円君が通る冒険の道は、一万円札君とは違うけど...。 そうだよね!そういう時に使うよね!一円って、という場面に共感したり♪ で最後は、まさに¥です! 一万円札君よりも凄い事をやってのけます。 ¥が主人公でありながら、まるで人々の出会いや、日々沢山投稿される中での作品との出会いのように。軽いきっかけから生まれ得る素晴らしい出会いを連想し、涙ほろり。 作者が描く¥1とは、一つの作品、一人の人間の事なのでは? あとがきまで読み、作者の一つの作品に賭ける思いを感じ、皆がそれぞれの思いの籠った作品を日々紡ぎ出しているのだと、感じ、また涙ほろり。 たまたま、猫が好きで、一円玉の可愛いい表紙に惹かれ、軽い気持ちで読み始めた一作。私にとっての初レビュー作品になりました。きっと、これも何かの¥なのかもしれません。
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素敵なコメントありがとう御座いました!嬉しいです。 そして猫ちゃんが好きで、題名に引っ掛かってくれたと言うのもビックリしました。春野わかさんに読んで頂けたのは、本当に¥が有ったからだと感じました。
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