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桜舞う季節に君と
豆子
2017/12/1 2:59
完結おめでとうございます。 ほのぼのしてホロリときて、最後は幸せな気持ちになりました。 最初の頃の咲良は口が達者で、冷めてて、斎藤先生を翻弄してクスクス笑っているような小悪魔くんでした。エロチックな雰囲気をまとっているわけではなくて、なにを考えているのか掴めない飄々とした態度が魅力的とも感じました。慌てふためく斎藤先生が面白くて、ときおり漫才みたいなやり取りもあり、楽しくて読んでる間中ニヤニヤ。 先生の咲良への気持ちを知るにつれ、咲良の背景を知るにつれ、二人の関係が教師と生徒だけどそんなの関係ないよね。と強く思うようになりました。なので後半巻き起こる障害にハラハラドキドキ。一難去ってまた一難と、一時も目を離せない展開に夢中になって読みふけりました。そしてこれでもう安心だねと思った時に別れの季節が…。 めぐりゆく季節。春がくるたび、縁側で日向ぼっこをしながら微笑みあう二人のシーンに胸がキュンとしました。あんなに小悪魔に見えた咲良は、すごく可愛くて。いつまでも二人があの縁側で仲良くくっついているのを見ていたいと思いました。 切なくて、優しくて、心に染みる物語です。たろまろワールドに今回もどっぷりと浸りました。 素敵な物語をありがとうございました。
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たろまろ/「八月三日」書籍化
2017/12/1 11:05
豆子さん駆け付けレビューーー! 嬉しい! ありがとう!! 『ほのぼのしてホロリときて、最後は幸せな気持ちになりました。』 まさに、この物語の神髄であります。そんな物語にしたかった! 『二人の関係が教師と生徒だけどそんなの関係ないよね。と強く思うようになりました。』 ここも、説得力を感じて貰えたんだととても嬉しいです(^^) 先生と生徒の禁断の恋愛ではなく、教師がゆえ、生徒がゆえの状態で互いに歩み寄って心身ともに寄り添って想いを作り上げていくって物語。それをエンタメ部分共に楽しんでもらえて良かったです! 咲良くんの成長物語であり、着ていた鎧を落とし、本来の自分を取り戻していく物語。建前や立
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