まる

前にもよんだんですが、またもう一度読み返しました。 とても読みやすい文章です。 狂気的な心理状態や書き方が、本当に上手いなと感心します。 10年前のあの事件が、全てを狂わせるきっかけとなったのですね。 もしあの事件がなければ、薬の存在がなければ、皆誰も殺す事なく、幸せな道を歩んで行けたのでしょうか。 政治家と息子以外、皆が被害者で、全てが狂気的なのに、誰も憎めない不思議な作品でした。 最後、兄が復讐を果たしたのは、読んでで少しスッキリしましたね。

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