【コメント】

緋色幻想

シリーズ最後の作品ということですが。（いや、でも「たぶん」という文字を私は見逃していませんが（笑））シリーズを通してファンタジー要素のある作品なのですが、今回はそれよりもミステリーらしい展開が際立っていたように思います。これはどうなっていくんだろう、という興味がやはり小説を読ませる上で大事なんだなと、同じ書き手として再認識させられました。奈津美の狂気の克明な描写が素晴らしいのですが、それ以上にあやのの心理に感心してしまった。これは私には（いや私だけではなく読者すべてが）分かり得ない感情ではあるので、それを文字に起こすのは勇気が要るし難しいと思うのですが、ああそうか、と読み手を納得させる力がありました。こういった、普段考えないであろう『もの』について考える機会になったのも、個人的には面白かったです。さて。キャラについて語れば語り尽くせないのですが（笑）ほんとうによかったです！　ああ、よかった！駄目ですよ、絶対に駄目。譲らないからな！←誰に言ってんだもっと彼らを見ていたかったという想いがあったからか、すごくさっくり終わってしまった気がしました。だからこれが最後の作品じゃ困ります＞＜；もっと書いてください（笑）大好きなシリーズ作品です。この作品に出会えて良かったです。素敵な作品たちを読ませていただき、ほんとうにありがとうございました！

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佐崎らいむ 2018/2/4 21:59

Satoriさん、緋色幻想に最後までお付き合いくださり、そして素敵なレビューをありがとうございます(´▽｀*) シリーズ最後ｗ　……はい、毎回そう思いながら書いています(笑) だいたい、本編が終わってからの番外は全部おまけみたいな感覚で、気楽に書いていました。ミステリー部分は手を抜きたくなかったけど、基本ゆる～く楽しんでもらおうと思ってて。今回は、艶めかしい金魚をいろんなところに仕込んでみました。あやののどこか思わせぶりのくせに儚くて、それでもゆらゆら執念深く燃えてるようなキャラ（なんだろう、それ）とか。そうですよね、あやのが何を想って生きていたのか、すごくわかりにくいですよね。

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