藤白 圭

ロボットは夢を見るのか。 コンピューターは無駄なことをするのか。 AIは心をもつのか。 人類も、言葉も何も持たないところから、何千年、何億年もかけて、ここまで成長したように、「知能」を持ったAIは、思い遣りをもって接すれば、もしかしたら、「心」を持つのかもしれない。 何故なら、「成長」というものがプログラミングされているのだから。 近未来。 いいや、もしかしたら既に現実としてどこかでトムのようなAIが存在しているのかもしれないと思わせるリアリティ。 そして、実際にENMAのような子供が日本だけでなく、世界各地に多くいる中での問題提起であり、ある意味での救いを与えた物語でもあるようにも感じる。 きちんとしたミステリーであるにも関わらず、その中に含まれる様々な社会問題や今後起こり得る出来事を見据えた物語。 相変わらずの構成力と文章力に圧倒されました。 ラビットドットコムで映像化して欲しいといったようなレビューを書いた記憶があるのですが、むしろ、このラビットドットコムメンバーでの連続ドラマを作って欲しい。 そんな風に思います。 追伸 ラビットドットコムの残念なイケメンの稲葉さん。 彼は残念なイケメンではなく、優しすぎるイケメンに昇格してあげて欲しいです(笑)
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快紗瑠さん~! 電脳うさぎに最後までお付き合いくださった上に、こんな深いレビューを、本当にありがとうございます(゚´Д`゚)゚ 最初は、頼りない稲葉がネットで相談を受けたらきっと、張り切り過ぎてテンパるんじゃないかと、そんなシーンを想像して書き始めたんだと思うんですが(←うろ覚えかっ)、いつの間にかこんな物語に。 快紗瑠さんが書いてくださったように、AIは心を持つのか……ということを延々と考えていくうちに、心って何だろうと、答えの無い問いが頭を離れず( ;`Д´) 問題は提起出来ても、回収が出来なかったかもしれないなと、反省はありますが、とにかく今回は稲葉君に頑張ってもらいました。 お

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