九条睦月

最後まで拝読させていただきました。 登場人物ほぼ全員がものすごく大きな痛みを抱えながらも、ドロドロと暗い雰囲気にならないのは、美しい情景描写のおかげなのかなぁ…と思いました。 柔らかく優しい描写は本当に溜息が出るほどです。これこそ「大人の恋」だなぁとしみじみしてしまいました。 完成した凛の絵の場面には思わずうるっときました。これからの二人の未来を象徴する希望溢れるシーンに胸がいっぱいになりました。職場で休憩時間中に読んでいたので堪えましたが(笑)家のPC前だったら間違いなくぽろっときていたと思います。 続編の「インクルージョン」も大切に読ませていただきますね。
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九条さん 『水の檻』読んでくださった上に、温かいお言葉が溢れたレビューまで頂き、本当にありがとうございます<m(__)m> 初めて書いた長編で思い入れもありますが、情景描写に逃げて、人間の暗部を掘り下げて書けておらず、とても未熟な作品だと思っています。今後の課題として生身の人間のドロドロにも挑戦していきたいです。 『インクルージョン』現在煮詰まっておりますが、頑張ります!
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