藤白 圭

オシャンティなヤンデレ系男子に振り回されつつも、真実の愛を見つけ、成功の階段を上るシンデレラストーリーかと思いきや。 やべぇ。 主要人物、ほとんど病んでる。 時にコミカルに。 時にシリアスに。 きらびやかでありつつ、汚い世界でもあるブランドやモデル業界を主軸として描かれるエンターテイメントあふれる作品は、緩急の具合と、木暮尚という病み過ぎて突き抜けているキャラクターの『梨世愛』によって、テンポよくあっという間に読めてしまいました。 とはいえ、エンタメ要素だけでなく 病みと闇。 希望と鬼謀。 嫉妬と叱咤。 (過去への)後悔と(未来への)航海。 軌跡と奇跡と輝石! 深くを語ればネタバレになってしまいますので割愛させて頂きますが、本当にナーバスかつ、重いテーマを入れ込んだ作品であり、それを暗くなりすぎず、上手に昇華させてあるところに感動しました。 単なる恋愛小説では味わえないジェットコースターとお化け屋敷を合わせたような、ハラハラドキドキ感を味わえる作品。 おすすめです!
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快紗瑠さま、 あまりにもったいないほどの、素晴らしいレビューを頂き、ありがとうございます。 また、最後まで読んで頂いたことに感謝でいっぱいです。 レビューがすごすぎてこんなに褒めていただけると思わず、そして私の拙い語彙力では全然御礼が書ききれません。 どうしよう…… 今回、登場人物の病み加減にこだわった作品ですが、恋愛要素と上手く合わせていくのが難しかったです。あと、二作目ですが小説として成り立っているかわからないほどの文章力ですいません… ですが、本当に丁寧に、かつ深くまで読んでいただかないとわからないような、私の作品に込めたかった部分まで汲み取ってくださり嬉しい限りです! この子達は

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