河内はろん

「雪花好日」 老いとは・・、それから、一人で生きるとは・・。 という、重くなりがちなテーマを、前向きにそれでいてリアルに表現されている作品だと思いました。 「自分以外の誰かと話をする」 そう、これ大事です。 だから人は、誰かと交わるために、恋人や友人をつくる。いくつになっても。 主人公の女性に、ついつい自分を重ねてしまいます。 遠くない未来の自分。 そして痴呆症への恐怖。 これは怖いです。とてもリアルに表現されていて、一緒に恐怖を味わいました。 そして、ラストの部分で、実はもう痴呆症に浸かっているのだ。と思い知らされ、切なくなったのです。 ただ、良く良く考えてみれば。 周りからどう思われようと、隣には話の合う友人がいて、桜を見ながら楽しくおしゃべりができる。 実は、それは本当に幸せなことなのではないか、とも思います。 なので、読後はホッコリした気持ちにもなれました。 果たして自分はどのように老人になるべきか。 考えるきっかけを与えてくれる作品です! ありがとうございました!! 追伸・雪の舞いが桜の花びらに変わる情景が、とても美しかったです~(*´▽`*)
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河内はろん・季驤さん、 「雪花好日」にとっても素敵なレビュー、ありがとうございます! どんな老人になろうか、私もいま考え中です(*^^*) 痴呆はほんとに怖いし、切ないです。 できればなりたくないですが、選べないのだと思います。 もし呆けちゃったとしても、堂々と自信をもって、ちょっと威張っていたいですね。 間違ってるのはそっちだー!くらいのことが言える老人になりたいです。 周りは迷惑かもしれませんが(笑) 今後も頑張ります(*^^*) 本当にありがとうございました! おやすみなさいー☆
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