honolulu

おかえりなさい……小学生の自分が夏緒を通して赦すように微笑んだのだった。 この印象的な言葉から始まるお話の主役は、過去と都会で傷ついた現在の自分のバランスを模索する彼は雪千ことユキちゃん、 そしてそんな彼にぞっこん惚れてるのが小さい時の悪友で小学校の先生をしている夏緒。 暖かく優しく長閑に流れる風景の中、ユキちゃんの心は風に乗った葉っぱのようにヒラリヒラリと揺れていく。知らなかった思いを知らなかった愛情をどうやって受け入れたら良いのか迷うユキちゃんと、この機会をなんとか大切にしたいという、ユキちゃんの面倒臭いけど心地よいという言葉通りの夏緒とのやりとりがほのぼのとした中に切なさも押し込んで、とっても初々しい恋人同士ができあがりそう! 田舎の風景を二人と共に心に優しく感じて素敵なラブストーリーにはまってください。 名前がまた素敵なんだな~ 千の雪降る 雪千 と 夏の糸口の 夏緒 しっとりした美人と さわやかなイケメン 名は体を表しています。
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honolulu様 心のこもったレビューをありがとうございます。飛び上がるくらい嬉しかったです。 このお話は、私の作品のなかでも流れる春の小川のように静かです。再生できないくらいに傷つけられて帰ってきた雪千を包み込むように癒してあげたいと思い、書き進めました。いつものように歪んだ攻めになってしまいましたが、夏緒の人柄も気に入っております。本編が終わっても、もう少し続きますので、目を通していただけたら幸せです。 この度は本当にありがとうございました。一生の宝物にします(´∇`)

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