夢寝介

読み手のいつかや今に重なりつつ、物語世界が肌触りの良い清々しい文章によってテンポよく展開されとても読み心地が良かったです。 新参である主人公が自身の趣味・特技を活かして仲間を獲得してゆく逞しい成長過程と、恋の行方がくすのき村の四季の色彩を背景にイキイキと感じられました。 1章の結びの文章「家に帰ろう。今日はきっと、お喋りの多い夕食になるだろう」 家族に話したい出来事で満ちた一日の充足が思い出されて、大好きな結びです。
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夢寝介さん、お読みいただきありがとうございます。 普段書いている掌編より、物語とは長いお付き合いになるので読み心地の良い暖かさのある文章を目指しました。 ノスタルジーのある現代を舞台に、都会と村の融和と共存を書きたかったので、くすのき村の良さを感じて頂けて良かったです。 結びの文章に共感していただけて嬉しいです、これからも心温まる物語を書けたらと思います。
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