雛姫

白い羽根の彼と、ハナの出会い。 それを見つめる黒い羽根の彼。 天使と悪魔。 彼らをそう呼ぶのが正しいかすら躊躇する程の、静かで激しい感情を持つ2人がとても印象的でした。 ハナとの出会いがもたらしたその感情。 それは彼を壊してしまったのか、 それとも本来の彼を呼び起こしたのか。 それを見つめる黒い羽根の彼はなにを思うのか。 読み進めていても、その事はわからない。でも幸せになって欲しいと気付けば願っていました。 この結末は人によって感じ方が違うかも知れない。 私は白い羽根の彼も、ハナも、幸せを手に入れたと感じます。 だからこそ黒い羽根の彼にもそうなる未来があって欲しい。 素敵な作品を有難う御座いました。
2件・4件
雛姫様、お久しぶりです(*・∀・)ノ そして、素敵なレビュー、ありがとうございますっ。 別の作品を書いてる時に、「主人公らの前世ってこんな感じかな~」とおぼろげなこと考えてて、それを形成していってたら、気付けばファンタジーな世界観になってました(笑 嫉妬だったり、独占欲だったり、劣等感だったり。そういう、よく『醜い』と言われてしまいがちな感情を、私は書いてしまいたくなるんですよね。 だから、主人公にも、黒羽根にも、そういう面を抱えて話を動かしてもらいました。 私ドライなのか、自分の書くキャラクターに対して「幸せにしてあげたい」って欲求があまりないので、雛姫様に幸せを願ってもらえていたこと
3件
雪翅さん お久しぶりです。 覚えててくれてたなんて感激(ノω;`*) 有難う御座います。 「雪に落ちた花」は冒頭から「天使たちの夜」を思い起こさせられてたんですが、別の作品ってそれなのかな?(違ってたらごめんなさい) でも最後の花びらを掴むシーンは「やっぱりシンクロする」って思わされたんです。 レビューを考える時に、「醜い嫉妬に羨望する」みたいな言葉を使おうと思ってたんで、雪翅さんの返信にちょっとビックリw 雪翅さんの作品のキャラはいい意味でも悪い意味でも我儘で子供のように激しくて、誰しも抱えてる感情を揺り起こされる気がします。 でもそういう雪翅さんの描く世界観は独特で、私はその世界
1件2件

/1ページ

1件