【コメント】

ぜ、ん、ま、い、と、あ、た、し

異世界召還・転移・転生ものに、ほぼまったく食指が動かない自分が気づけば、ガッツリハマっていた。とにかく面白い。クリスマス間近の12月半ば、突然の事故に見舞われて重傷を負った黒谷麻奈は、一命をとりとめたものの、全身麻痺となってしまう……痛ましすぎる入りに震えながら読み進めていくと、おや、どうやら主人公は厳しい現実を逃れ、別世界（異世界）へと召還されたらしい。背中にぜんまいが生えた人間が住む異世界に召還され……って、どんな異世界！？その辺に生えているイチゴを盗み食いしたから死刑……ちょっ、異世界生活、最初から超キビシイ（汗）次々登場する魅力あふれるキャラクターと麻奈のやり取りはどこかズレていて、それがぜんまいの有無によるものなのかどうかは分らないが、シュールな笑いを誘う。そして、この世界を作ったとされる者の存在が少しずつ明かされていく。この世界を統べる者（創造主）と、“彼”に反旗を翻す仲間たちの攻防を目の当りにして、麻奈はある決意をするのだがーー。後半は泣かされるシーンもふんだんにあり、緩急のつけかたは見事と言うほかない。こんなグダグダと長いレビューは無視して、今すぐ表紙を捲ってほしい。読めばアナタもきっとこの作品を好きになるはず。追記：あとがきで、この作品が10年前に書かれたものと知り、自分の見解の間違いに気づいた。この作品は流行の異世界ものではなく、SFではスタンダードな昏睡状態の内奥を描いた作品なのだと。そしてさらに、両者はもともと似た者同士だということ、ワーッと盛り上がったのは比較的最近だが、その歴史はえらく古いことなどなど、いろいろ勉強になった。著者様に感謝（長々と失礼しました）。

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奈須川周(不在がちです。すみません） 4/20 10:07

ことりはねさまー☆ いつもながら素敵なレビュー、感謝感謝です！！面白いと言っていただき、小刻みに踊りだしそうな気分です(^^) 小説を書き始めたばかりの頃の作品で、あれこれ詰め込みすぎたかなと思っていましたが、お褒めの言葉をいただき、とても嬉しいです！　 HDの中にひっそりデータとして眠っていたの作品ですが、エブリスタを始めてから存在を思い出し、アップしてみた次第です。思い切って出して良かった(#^.^#) 脳内世界での話なので、どこまでも話が膨らませることが出来る一方、夢オチにしか出来なかったという、至らない部分もありますが、うーん、ファンタジーの難しいところですね(^_^;) 身

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ことりはねヽ(;ﾟ〇ﾟ)ノｱｳｱｳ 4/20 18:31

スキップに続き、小刻みに踊る姿を電柱の影から見守りたいと思います（笑）ダラダラと長ったらしいレビューで申し訳ありません。多彩なキャラクターがそれぞれに立っていて、カッコ良くてクールなナオヤ、憎みきれない創くん、その一方で芯からイヤな奴なディランに、荒ぶる乙ゲー好きアニオタルーク……みんな作品の中で生き生きと動いていて、楽しかったです。異世界転移転生ものが昔からあるジャンルだと知ることもできました。ちょっと賢くなった気がしますw これからもステキな作品を期待しております！

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