読了させて頂きました。 私は今後の生活の中で、この作品の寓意を個人的に重宝するかも、と思いました。歯車というメタファーが明快で、浅ましい幸せに目が眩んでいるとき「私は誰かからもらった『歯車』を回していやしないか?」と思わず自家用化しそう。 相対的貧困は、食ってはいけるが心理面は切実。金銭で買える幸せも、頭では陳腐と嘲りつつ内心は切実に望む。だから主人公は、金銭的幸福を(部分的にであれ)味わえたからこそ、距離化できたとも言える。金銭的幸福を「介して」いるところが逆説的です。そして介するときには必ず自分ではない誰かが傷つく。この辺の逆説や他罰は、幸の本質という気がし、僭越ながら、素敵な寓話と思いました。
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ふねみんさん(^_^) レビューをありがとうございます。 そう言っていただき嬉しいです。 寓意、そうですね。私はこの作品になにかをほのめかしているのだと思います。伝えたい事は確かにありますが、どう感じるかはその人次第です。処女作なので荒削りな部分や誤字脱字が多い作品ですがメッセージ性は一番濃くでたかな?と思って、推敲に迷っています笑。 伝わっていただき、嬉しいです。 最後まで読んでくださり、感謝いたします(o^^o) ふねみんさん、ありがとうございます。
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