受賞

歯車。

俺の親友曰く、人生はスルメらしい。

ムラタ マユミ

59分 (35,262文字)
処女作──兄を主人公に書いた物語。ノンフィクション×希望

212 1,415

あらすじ

とある恵まれない環境に育った17歳の少年正夫(まさお)彼は人生に不満だらけだった。こんな人生なら終わってしまって構わない──。そう思いながら毎日をすごしていた。そんなある日、突然不思議な出来事が起こる

感想・レビュー 12

作者の大事な作品という事で、改めて読み直しました。うーん、素晴らしいです。序盤からなんかジーンとさせられ、負のファンタジーの要素もあり、考えさせられます。 とにかく、読んで欲しい小説ですね。なんな幼い
ネタバレあり
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 私ごときがレビューを書いてよいものか、しばらく悩みました。  人が生きていく上で必要なもの、それがここにあります。  とはいえ、気づかぬまま生き、そして気づかぬまま生涯を終える人も世の中にはたくさ
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読了させて頂きました。 私は今後の生活の中で、この作品の寓意を個人的に重宝するかも、と思いました。歯車というメタファーが明快で、浅ましい幸せに目が眩んでいるとき「私は誰かからもらった『歯車』を回して
ネタバレあり
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