さくら花菜

描写がとても繊細で、すぐに物語の世界に引き込まれました。 不倫のむなしさや切なさは勿論、女性が働く上でのプレッシャーやストレスもとても丁寧に描かれていて、この作品はただの不倫小説ではなく、「大人の女性」というものを正しく描いたものだなあと感じました。 作中にもタバコの煙の描写がとても効果的に使われていますが、読み終えてみると、とにかくタイトルが見事ですね! やっぱり不倫なんてただの傷の舐め合いで、まともな恋愛ですらないし、そもそも社会的というか道徳的にも法律的にもアウトで、何もいいことないですね。 私も不倫小説を書いているのですが、当初考えていた結末でいいのか、迷い始めてきました(笑)
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レビューありがとうございます。 ものすごく嬉しいです。 女性の多い職場で働いている関係で、様々な葛藤を抱えて働いている人達が身近にいるので、その点で少しリアリティが出せたのかもしれませんね。
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