しのき美緒

サークルから参りました。 全体に軽妙な調子に引っ張られて、さほど短くはないと思えるお話もあっという間に読めました。 内容は『幾代餅』にかなり寄せて書いてありますが、特徴的なことが2点ありました。 ひとつは、お相手のおしんちゃんが実に可愛らしくチャキチャキとした江戸っ子風味に造形されていた点。 もうひとつは、視点の面白さ。まず作者は噺家を作り、その噺家が話をする、という二重の構成になっていて、読み手は噺家の語り口の面白さ(ロス、とか握手、とか)を味わいながら、江戸の人情噺も味わえる。 一粒で二度おいしいお話に造形されていましたね。 良作を読ませていただきありがとうございましたm(_ _)m しのき美緒
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過分なお褒めの言葉を賜わりまして、ありがとうございます!!m(_ _)m 出だしは全く同一にして、このまま普通に幾代太夫が出てくるんじゃないの?と疑われるくらいの勢いにしてあります。 話が進んでも、大筋は一緒なのですけれどね(^^; 初参加なのに、通常の小説ではなくネタ全開のものとなったのでどうかしらと思いましたが、そのように言って頂けて本当に嬉しいです。 おしんちゃんも、気に入って頂けてよかった☆ わたしの中に女性は、元気な女の子と肝っ玉母さんしかいないのではないかという疑いがあり、情感深い話が全く書けませんorz
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