(有)ユウ

サークルからやってきました! ひとことで言うならば、好きなお話、です。 主人公の黒澤と赤羽のおかれている状況は、ふたりにとってやさしくはない。 本来ならば明るいはずの学校の風景、周りの人びとの反応は濁った靄に包まれたようでもあります。 けれどもふたりの苗字にもなっている黒と赤が、くっきりと何ものにも染まらずそこにある。 切ないような題材を扱っていながらも、飄々とした身軽さや温かみ、爽やかな余韻が残る素敵な物語だと思います。 こうして見ていくと、ひとつの物語として完成されていて、読み手の視線では気になる部分を見つけることができませんでした。 何か引っかかっている部分など教えていただけたら、もう一度伺いますね~。
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ユウさん、心のこもったレビューありがとうございます! 泣きそうになりました(;´Д⊂) 書こうと思ってパッと浮かんだのがラストのシーンで、それを書きたいがためにストーリーを作ったお話でした。 わたしの身近な物語なので、とても気に入っています。なので、良い評価が戴けたこと、本当に嬉しいです。 個人的には引っかかる部分はないのですが、他の方から指摘を頂いたところがありまして。それについてユウさんはどう感じるかお聞きしたいなと思います。 まず、人称を「黒澤」「赤羽」にしているのは違和感があるか。 それから、赤羽の髪色は黒ではなく茶色であるという印象はあるか。 そして、5ページの「馬鹿な答えに
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チルヲさん、コメントありがとうございます! 良かった、的外れなことを言っていないか、ちょっと心配でした。 ご質問の点ですね。 人称の「黒澤」「赤羽」は、ありふれた省吾、とかの名前呼びにしなかったことで、この物語のちょっとカラッとした空気に良く合っていると思うのです。 ここは気に入ってますのであまり変えてほしくはなかったり(笑) 赤羽の髪色は、最初に色素が薄いという描写がありましたので、茶色か、もしくは赤みがかっていると想像することは容易でした。 「馬鹿な答えに怒りも呆れも~」ですね。 これは読み進めると赤羽の視点だとわかりますが、一瞬わからなくなる人はいるかもしれない。
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