青木ぬかり

 純愛を描いた秀作です。  まずは著者さまの表現力の豊かさに感銘を受けました。  本作は、数多ある著作の中でも初期のものであるはずなので、すこしだけ他の作品の雰囲気も窺わせていただきました。  必要な箇所に置かれた知性みなぎる端的な描写……。  人物の心の動きは緻密かつ上品に綴られ……。  科白はまさに「自然な言葉」で語られ……。  もし「BL」というジャンルが世に認知されていなければ、この著者は「ハードボイルド」のジャンルで活躍していただろうと想像してしまいます。  濡れ場にもまったく不自然なところがなく、全体を通して優れて綺麗な作品です。  楽しみつつ勉強をさせていただきました。  ありがとうございました。
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とても嬉しいレビューを頂きましてありがとうございます。 一年以上前の作品になりますので最近目を通すこともなく、感想を頂いたのを機に久しぶりに読んでみると色々と初心を思い出すというかなんというかw 少しでもお楽しみいただけたのでしたら作者としても幸いです(*・ω・)*_ _))
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 ひとつお尋ねです。  ヒトミさんはすでにかなりの読者を得て、作品のファンもたくさんいらっしゃるように思えたのですが、それにしてはレビューが少ないな、と感じました。  これはなにか、ヒトミさんが書いているジャンル特有の傾向なのでしょうか。
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